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2012年の牛の初セリが13日に石垣市と竹富町の黒島で行われ、賑わいを見せました。

このうち石垣市の「八重山家畜市場」では関係者が塩をまいて今年の高値取引を祈願したあと、初競りがスタート。丹精込めて育てられた八ヶ月前後の子牛が次々とセリ落とされていきました。

2010年は口蹄疫の影響で下落した子牛の価格ですが、2011年の取引総額は2010年を2億円上回る31億円余りと下落にも歯止めがかかり、畜産農家も2012年に期待をかけています。

八重山家畜市場の初競りの平均価格は2011年12月を3万円余り上回る36万9769円。正月のご祝儀相場に市場は活気に溢れていました。