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日米外相会談が12月20日未明、ワシントンで行われました。アメリカのクリントン国務長官と会談した玄葉外務大臣は、普天間基地の辺野古への移設を決めた日米合意を進めることを確認したと発表しました。

日米外相会談で玄葉外務大臣は、日米で合意した辺野古への新たな基地建設を進める考えを示しました。これに対してクリントン国務長官も普天間基地を県内に移し、海兵隊の一部をグアムに移転する現行計画を推進する考えに変わりがないことを表明したということです。

会談後、玄葉外務大臣は「グアム移転を含む在日米軍の再編について、引き続き日米合意にしたがって進めていくことを改めて確認」と話しました。

海兵隊のグアム移転については、12月12日にアメリカ議会上下両院の軍事委員会で、移転にかかる予算の全額削除が合意されています。しかし日本政府は12月26日にも環境影響評価書を県に提出することにしていて、県民の反発はさらに高まることは必至です。