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年末にかけて多発する、工事現場での労働災害を防ごうと、那覇労働基準監督署が12月6日、安全パトロールを行いました。

安全パトロールは、那覇市役所の新庁舎建設現場で行われました。工事には多数の企業が同時に作業をしていて、こうした大規模な現場では転倒や墜落防止対策だけでなく、危険な場所が日によって変わるため、互いの連絡体制が重要だとして、職員らは、現場管理者から聞き取り調査を実施し、作業員の連携や足場の状況などをチェックしていました。

那覇労基署の与那嶺署長は「大規模工事で、きちっと管理をされて、引き続き徹底をしていただいて、歳末を無事故で迎えて、皆さんで明るい正月を迎えていただきたいですね」と話していました。

県内の建設現場では、2011年10月末現在で、116の負傷者が出ていて、そのうち4人が亡くなっています。