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アメリカ軍の航空機事故が起きた場合の初動対応について、日米の関係機関が話し合う地図を使った訓練がキャンプ・ハンセンで行われました。

この訓練は、2004年の沖縄国際大学のアメリカ軍ヘリ墜落事故をきっかけに、日米合同委員会でまとめられたガイドラインを基に、アメリカ軍の航空機による事故が発生した場合の日米の初動対応を地図などを使って検討するものです。

宜野座村の海岸でアメリカ軍機が墜落し、住民らが負傷したとの想定で行われた訓練には、アメリカ軍や県警、消防、医療機関などが参加。発生時の通報体制や救助・立入規制など、一連の初動対応について、シミュレーションが行われました。

訓練後、内閣官房の山田好孝沖縄危機管理官は「日米が事故対応への自信を深めることができた」と述べました。

一方、2011年、県内ではアメリカ軍機の部品落下事故などが多発していますが、墜落事故を想定した今回の訓練では検討されなかったということです。