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10月28日から再開された泡瀬干潟の埋め立て工事に対し、工事に反対する住民らが現場で座り込み行動を展開しています。

座り込みを始めたのは泡瀬干潟を守る連絡会で、埋め立て工事に反対する住民らと11月23日から座り込みをしています。

泡瀬干潟の埋め立て工事をめぐっては2009年10月、福岡高裁那覇支部で「経済的な合理性がない」として、公金の支出を差し止める判決が出ましたが、沖縄市が埋め立て地を半分にするなど条件を変更し、新たな計画を提出したことで、10月28日から工事が再開されています。

泡瀬干潟を守る連絡会の前川事務局長は、工事再開に強く抗議するとともに、埋め立て以外に工事現場入口にコンクリートのゲートを建設する工事が行われていることに対し、抗議行動を抑えつけようとするものだと批判しています。

前川盛治事務局長は「無駄で無謀で防災対策もない工事が再開されたことに本当に憤りを感じている」と抗議の意思を示しました。

座り込み行動は、今回の工期が終わる2012年3月末まで続けるということです。