※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

例外なき関税の撤廃を掲げるTPP交渉参加に反対する集会が22日、県立武道館で開かれ、さとうきび生産者などおよそ1000人が参加しました。

参加者は「TPPに参加してしまうともっと大変なことが発生する。離島が無人島になる」と危機感を募らせます。

集会には沖縄本島をはじめ、宮古や南北大東島などからおよそ1000人が参加しました。

この中でJA中央会の小那覇安優会長は「TPPに参加すれば、製糖業で成り立っている離島などの地域社会が崩壊する」と危機感を表明。改めて政府のTPP交渉参加に反対を訴えました。

県はTPPに参加した場合、県内の農業全般にもたらす損失は1420億円にものぼると試算しています。集会ではこの後、TPP交渉参加断念などを盛り込んだ要請書を決議しました。