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海上で急患が出た場合、医師を乗せてヘリコプターで現場に向かう、洋上救急訓練が18日に行われました。訓練には第11管区海上保安本部と県内の病院に勤める医師や看護師らおよそ20人が参加しました。

洋上救急は船からの通報を元に、協力医療機関に指定されている病院が医師や看護師を派遣し、救急隊員とともにヘリコプターで現場に向かう制度で、2011年の出動件数は6件に上っています。

参加者はヘリコプターの装備について説明を受けた後、実際にヘリに乗り、患者を運び入れて手当てするまでを訓練しました。

参加した医師は「場所が狭いので、血圧とか体温とか測るのだけでも大変な環境。病院とは全然違うと思いました」と話していました。

参加者は今回の訓練を今後に活かしたいとしています。