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11月11日は「公共建築の日」です。省エネへの取り組みなど、環境に優しい公共建築をテーマにした講演会が、那覇市で開かれました。

講演会には建設や行政関係者、建築を学ぶ学生などおよそ160人が参加しました。

講演を行った早稲田大学建築学科の田辺新一教授は、大震災をきっかけにした2011年の夏の節電ムードで、気温が上がったオフィスで働く人々の生産性が落ちたという調査結果を報告。

公共建築における省エネを考える際には、生産性を損なわず快適な環境を実現できる技術や建物設計が重要だとして、太陽光発電や自然換気システムなどを組み合わせて作られたアメリカの学校や韓国の研究施設を紹介し、このような研究は亜熱帯の沖縄で発展する可能性があると話しました。