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名護市の稲嶺市長は7日の記者懇談会で、辺野古への基地建設反対を訴えるため、2012年初めにも訪米する考えを明らかにしました。

稲嶺市長は、10月に軍転協=軍用地転用促進・基地問題協議会の総会でアメリカ行きを提案しましたが、仮に軍転協としての訪米が難しくとも、名護市長として単独で訪米する考えを初めて明らかにしました。

稲嶺市長は「名護、沖縄の現状をたくさんの人に知ってもらうことも必要。できるだけ政府の関係者、あるいは関心を持っておられる研究者、できるだけ多くの皆さんにアポイントを取ってみたい」と話しました。

稲嶺市長は訪米の時期について、議会日程の都合上、来年1月中旬から2月にかけてとの見通しを示し、アメリカでは県民大会の内容や名護市の現状を伝え、普天間基地の辺野古への移設を拒否する考えを訴えたいと、訪米に意欲を示していました。