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2年間中断していた泡瀬の埋め立て事業が再開したことを受け、埋め立てに反対する市民団体が31日集会を開きました。集会には泡瀬の埋め立て事業に反対する住民らおよそ130人が参加しました。

集会では地震学などを専門とする琉球大学の中村衛准教授が「沖縄で起こりうる大地震・津波」と題した講演会を実施。

沖縄本島近海でマグニチュード8.5の地震が発生した場合泡瀬の周辺地域ではおよそ7メートル程度の津波が発生する可能性を指摘。泡瀬地域は低地で道路が入組んだ構造のため避難ルートの確保や避難ビルを設置する必要性を訴えました。

泡瀬干潟を守る連絡会では今後、浚渫工事への海上での抗議行動や裁判などを通して、埋め立て中止を訴えていく方針です。