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1970年代、県内のアメリカ軍施設などで枯れ葉剤が使用・保管されたとされる問題で、28日に名護市議会が県に対し、独自調査をするよう要請しました。

県庁を訪れた名護市議会議員らは、枯れ葉剤問題について「アメリカ側に更なる確認を求めていく」などとする日本政府の姿勢を消極的だと批判、県も独自に、当時アメリカ軍施設に勤務していた人から聞き取り調査などを行うべきだと訴えました。

これを受けて、県の当銘健一郎基地防災統括監は「当時の事実確認は、アメリカ軍にしかできない。今の段階での独自調査は、県民の不安を煽ることにつながる」として、慎重な姿勢を示しました。

また、27日から東京で要請行動を行っている軍転協が、日米両政府に対し、この問題について文書で回答するよう求めていると答えました。