※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

10月18日から沖縄を訪れている玄葉外務大臣は、19日午前、名護市の稲嶺市長と会談し、辺野古移設への理解を求めました。名護市から中継です。

島袋夏子記者「一川防衛大臣に続く玄葉外務大臣の名護市入り。相次ぐ閣僚たちの沖縄詣では、地元に大きなプレッシャーを与えていると言えそうです」

会談で稲嶺名護市長は「市民との約束をどんなことがあろうとも、最後まで信念を貫く決意であります」と挨拶。会談の冒頭で、稲嶺市長はこのように述べ、玄葉外務大臣に普天間基地の辺野古移設を白紙に戻すよう求めました。

これに対し玄葉外務大臣は「日米合意を進展させていくのが基本的な考え」だと述べ、両者の意見は平行線のままでした。

稲嶺市長との会談に先駆け、玄葉外務大臣は19日朝、名護市のキャンプシュワブを視察。埋め立てが予定されている海を眺めながら、ジュゴンの生息状況や滑走路の建設計画について、詳しい説明を受けました。

玄葉外務大臣はこのあと、普天間基地を視察するほか、仲井真知事と会談する予定です。