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9月6日、那覇から羽田に向かっていた全日空機が急降下した問題で、国土交通省は、28日、機体が一時背面飛行に近い状態だったと発表しました。

9月6日、浜松市沖を飛行中の全日空140便で、機長がトイレから操縦席に戻る際、副操縦士がドアロックの解除スイッチと方向舵のスイッチを間違えて操作したためバランスを崩し、およそ1900メートル急降下しました。

フライトレコーダーの解析を進めている運輸安全委員会は28日会見を開き、全日空機が最大で左に131・7度傾いて、ほぼ背面飛行に近い状態だったことを明らかにしました。

副操縦士が機体を立て直し、その後、機長が席に戻ったということです。今後、運行していたエアーニッポンの訓練体制などの実態調査を行うということです。