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障害のある人もない人も暮らしやすいまちをつくろうと、障害を持つ当事者や民間事業者らが意見を交換する県民会議が20日に初めて開かれました。

障害者団体などの要請で実現したこの会議。障害者が暮らしやすい社会は全ての人が暮らしやすい社会につながるとして、障害や難病を抱える人、学識経験者や障害者の生活に関わる住宅や交通関係の事業者などが意見を交換し、障害者の権利を守る県条例を制定することが狙いです。

1回目の20日は、公募などで選ばれた委員が、障害者同士でも自らの障害だけを主張するのではなく、自分とは違う種類の障害にも理解を深めていこうとの意見が出されました。

会議では今後、障害者が地域で暮らしにくいと感じる事例調査などを実施し、条例制定に向けた方策をまとめていくということです。