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国が県内で徴収する所得税や相続税などの昨年度の滞納額は増加したものの、一方で滞納している税金の回収を強化したことで、これまで滞納していた税金の額が減少していることがわかりました。

沖縄国税事務所のまとめによりますと、2010年度、県内で徴収する税金の額は2418億円あまりで、そのうち滞納額は77億9800万円と、2009年度より3億円あまり増えています。

内訳は消費税が33億5000万円で最も多く、次いで申告所得税の21億2000万円となっています。

一方、これまで滞納されていた税金を回収した額は79億円あまりで、滞納残高は2009年度のおよそ127億円から1億円あまり減少しています。滞納残高は1996年度以降15年連続で減少しています。