※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

普天間基地の移設問題で、政府は、環境影響評価の最終手続きとなるアセス評価書を年内に提出し、手続きを完了させる方針を県に伝えていたことが分かりました。これは9月1日、沖縄を訪れた中江公人防衛事務次官が、仲井真知事に伝えたものです。

名護市辺野古の沿岸部を埋め立て滑走路を建設するための環境アセスは、県外移設を公約にしていた民主党政権の誕生でこれまで手続きが滞っていました。

アセスが完了した後は知事が、公有水面の埋め立てを許可するかどうかが焦点となりますが、県内移設に反対する知事と政府側との隔たりは大きく、この時期のアセス手続きの再開に反発の声が上がるのは避けられません。