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2012年度以降、八重山地区の中学校で使用される公民の教科書を巡り、各教育委員会が異なった採択した問題で、県や各教育委員会は8月29日、対応に追われています。

8月23日に開かれた、八重山採択地区協議会の答申を受け、竹富町教育委員会は8月27日、教科書採択の委員会を開き、答申されていた育鵬社の教科書を全会一致で否決、東京書籍の教科書を採択しました。

竹富町教育委員会では、8月29日午前から県への報告や協議会へ再協議の要請などを含め、委員会としての対応を協議しています。

また県教育委員会は、「協議会を再度開くなどして、地区として1つの教科書に絞った形で、報告期限である8月31日までに報告を求めている」として、現時点では協議会に対する、助言などは行なわないということです。

しかし協議会の玉津会長は、再協議をしない方針で、混乱はさらに続きそうです。