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沖縄戦当時、戦場に動員され、過酷な体験をした元ひめゆり学徒隊の生存者が一般を対象にした講話を行っています。

元学徒隊による戦争体験の講話は年間およそ1000回行われていて、ひめゆり平和祈念資料館では、夏休み企画として資料館を訪れた人を対象に講話を行っています。

元学徒の宮良ルリさんは、戦場での過酷な体験や多くの友人を失った体験を語り「どんな辛い事があっても生きていってほしい」と話しかけていました。さらに「自分たちの戦争体験を皆さんにバトンタッチする。皆さんに知ってほしい。そして次の世代に伝えてほしい。そのことをお願いしたい」と話します。

講話を聞いた参加者は「いま平和に生活できてることはすごく幸せなことなんだと感じた」「小学校の教員をしているので、ぜひ帰って私が聞いたこと、見たことを子どもたちにしっかり伝えたいです」と話し、参加した子どもも「自分も、他の国の人、他の県の人たちと仲良くなりたいです」と話していました。

講話はあす26日までです。