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東村高江区のヘリパッド建設工事で、国側が座り込みをする住民に通行の妨害の禁止を求めている裁判で、裁判長は「このままでは判決を出しても解決にならない」と双方が話し合い場を作ることを提案しました。

この裁判は、東村高江区で進められているヘリパッド建設工事で、工事に反対して座り込みをする住民に対し、通行の妨害の禁止を求めているものです。

那覇地裁の酒井良介裁判長は「このまま判決を出しても現状は変わらない」として、判決とは別に話し合いの場を持つ事とルールを作ることを提案しました。

弁護団からは、2011年1月の裁判の日に国が高江で工事を進めたことに対し「話し合いの間は工事しないという約束がないとできない」と意見が出され、話し合いの方法も含めて9月21日の進行協議で話し合う予定です。結審は2011年の12月14日の予定です。