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67年前、アメリカ軍の魚雷攻撃を受けて沈没し子どもたちなどおよそ1500人が犠牲になった対馬丸の慰霊祭が那覇市で開かれています。那覇市の小桜の塔には朝早くから対馬丸の生存者や遺族たちが集まり、手を合わせていました。

戦況が厳しくなっていた1944年、対馬丸は子どもたちを沖縄から疎開させようと九州に向かっていましがた、アメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃を受けて沈没し1476人が亡くなりました。

しかし事件については厳しいかん口令が敷かれたほか、生存者の家族の多くも沖縄戦で犠牲になったため生きてふるさとに戻っても子どもたちは苦しい戦後を過ごしたということです。9月にはこの事件をテーマにした舞台も予定されています。