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生の牛肉を食べた人が相次いで死亡した事件を受けて、県が県内の飲食店などを調査したところ、9割近い施設で取り扱いが不適切だったことがわかりました。

県生活衛生課は国からの通知を受け、2011年5月から7月まで、県内で生の食肉を扱う可能性のある施設に対して立ち入り調査を行いました。

対象となった飲食店と食肉販売業者204施設の内、179施設に対して立ち入り調査を行ったところ、88%にあたる157施設で衛生基準に適合しない項目があったということです。器具の適切な消毒がなされていない、肉の表面を削る「トリミング」が行われていないなどのケースが多かったということです。

県はこうした施設に対し、食肉を適切に取り扱うよう指導したということです。