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1950年代から60年代と日本映画黄金期と呼ばれたころの、多くの映画を紹介した「手描きポスター展」が、7月18日から那覇市で開かれています。

この作品展は1960年代に那覇市の映画館で看板絵師をつとめた大城敏夫さんの作品を集めたものです。

戦後間もなく復活し人々の大切な娯楽となった嵐寛十郎らのモノクロ映画から戦後8年目にして沖縄戦を描いた「ひめゆりの塔」の津島恵子や香川京子。

その後、黄金期を迎えた日本映画界で華々しく銀幕を飾った石原裕次郎や美空ひばり、赤城圭一郎といったスターの出演した映画を、緻密な筆で描いた作品が並んでいます。

訪れた人は、当時を懐かしむかのように看板に見入っていました。