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国の文化審議会は15日、国の重要無形文化財に指定されている「組踊音楽歌三線」の保持者として、西江喜春さんを新たに人間国宝に認定しました。

西江さんは「人間国宝というのは、私には重い言葉の響き」と話しました。

西江さんは情感豊かに歌いだす表現力と技の的確さ、安定感が高く評価され、組踊歌三線の保持者としては、城間徳太郎さんに次いで選ばれました。

人間国宝に認定された西江さんは「今からの勉強が大きいと思います。指定されたということは、いちから勉強し直しということと捉えています」と喜びの感想を述べました。

涙ながらに亡くなった母に人間国宝の認定を報告したかったと話す西江さん。今後も若い人たちの指導に力を入れていきたいと、決意を新たにしています。