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6月15日に警報が発表された急性結膜炎の感染が拡大しています。県によりますと、急性出血性結膜炎の患者数は、6週連続で増え続けていて、7月4日から10日の週で、1定点医療機関あたり51.00人。前の週の22.90人に比べて、2倍以上です。

沖縄市のコザ中学校では、およそ600人の生徒のうち125人に感染、または症状があるため、11日から学校閉鎖となっていて他に、3つの公立学校の5つのクラスで学級閉鎖が出ています。

2011年に入ってから患者報告数の合計は、すでに1000人を越えていて、およそ6000人が感染した95年以来の大流行となるおそれがあります。

結膜炎は、患者の目や顔をさわった手で触れたものを通して感染するため、県では、タオルなどの共用をしないことや手洗いや消毒の徹底を呼びかけています。