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大震災の影響で観光客数が落ち込んでいる東北3県の観光地を応援しようと、沖縄からのツアーが4日、那覇空港を出発しました。

県などが主催したこのツアーは2回目、今回は県内観光産業の関係者などおよそ90人が参加しました。

出発式で、沖縄観光コンベンションビューローの安里会長は、「もし沖縄で災害が起きた場合、県内の観光業者がどのように行動できるか、リアルな現場を見て、勉強してほしい」と挨拶しました。

ツアー参加者はそれぞれ「向こうの現状も考えながら、沖縄の観光産業に携えるように、今回のツアーに参加できればと思っています」「少しでも元気を与えられたらと思うので、たくさん買い物もして帰ってきたいと思います」と話していました。

ツアーは2泊3日で、2011年6月に世界遺産に登録された岩手県平泉の中尊寺などを見学するほか、地元観光関係者との懇親会も予定されているということです。