※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

漁に出て行方不明なり、高知県の沖合いで20日ぶりに発見救助された漁船の船長が、7月1日午後に退院しました。

伊江村の島袋良光さんは漁船「光丸」で1人でイカ漁に出たまま、6月10日から行方不明になっていました。6月30日昼ごろ外国船が室戸岬の沖合いで漂流している「光丸」を発見。通報を受けた高知海上保安部が島袋さんを救助しました。

島袋さんは脱水症状のほか、軽い肺炎を起こしていて、高知市内の病院に経過入院しましたが、症状が改善したため7月1日午後、沖縄から駆けつけた家族に付き添われて退院しました。

島袋さんは「エンジンが故障して漂流した。無線で連絡が取れなかった。最後の1週間は雨水と船の水槽などを洗う水を飲んでしのいだ」と話しているということです。