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うるま市の宮森小学校にアメリカ軍の戦闘機が墜落し、児童11人を含む17人が犠牲になった事故から30日で52年となり、小学校で追悼式が行われました。

30日に行われた追悼式には、宮森小学校の児童を始め遺族や卒業生など500人余りが出席し、亡くなった人たちに祈りを捧げました。

この事故は1959年6月30日、アメリカ軍の戦闘機がうるま市の住宅地に墜落。宮森小学校に突っ込み、17人が死亡、200人以上がケガをしました。

式では、伊波シゲミ校長が「学校は安全、安心な場所でなければならない」と訴えたほか、事故当時、遺体安置所で遺族たちの対応にあたり今、その経験を語り継いでいる豊浜光輝さんが「あまりの悲惨さにずっと忘れたいと思っていたが今は忘れてはならない、忘れさせないという思いだ」と今後も語り継いでいく決意を述べました。