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40年前、県民を震撼させたアメリカ軍による一般道路を使用した毒ガス兵器の移送について知ってもらおうという展示会がうるま市の資料館で開かれています。

毒ガス兵器の移送は、1971年の1月と7月、沖縄市の知花弾薬庫からうるま市の天願桟橋にかけて実施されました。

会場では撤去の2年前に基地内で発生したガス漏れ事故について知らせる資料や毒ガスを積んだ大型トレーラーが町中を通過する物々しい様子、毒ガス兵器の撤去を求めて声をあげる県民の姿を記録した写真など34点が紹介されています。

主催した石川歴史民俗資料館では「当時を知る人たちも少なくなる中、この事実を通して平和について考えてもらえれば」と話しています。写真展は7月10日までです。