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沖縄戦で野戦病院として使われた石垣市の病院跡地に、慰霊の塔が建てられていますが、14日、地域の子どもたちが塔の清掃と慰霊集会を開きました。

こどもたちは塔に向かい「二度と戦争は起こらないようにすることを、平和な島、平和な日本、平和な地球にすることを誓います」と述べました。

この慰霊の塔は「暁の塔」と呼ばれ、戦争当時、石垣市の川原小学校に設置された陸軍第28師団第3野戦病院に従軍し、戦争で犠牲になった人々を慰霊するため1975年に建てられました。

川原小学校では毎年慰霊集会を開いていて、2011年も全児童12人で塔の周りを掃除し石碑の汚れを洗い落としました。その後、児童らは先生から地域の野戦病院や八重山での戦争の説明を受け、暁の塔」に黙とうをささげて平和を誓っていました。