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慰霊の日を前に、戦争体験者の話を聞き、平和の尊さを考える平和学習会が14日に那覇市で開かれました。

那覇市の安謝福祉複合施設で開かれた平和学習会には、デイサービスを利用しているお年寄り30人と安謝小学校の2年生の児童150人が参加しました。

この中で、戦争を体験者の手紙を職員が「私の戦争の経験の中では、もう戦争を思い出したら悲しくなるけれど、忘れちゃいけないと思っています」と朗読しました。

平和学習会では沖縄戦を題材にした紙芝居のほか、デイサービス利用者の中で実際に沖縄戦を体験した人の手紙が朗読されると、子どもたちはじっと聞き入っていました。

戦争体験者の話を聞いた男の子は「戦争は二度としたくないです」と話し、女の子は「ここに来てるおばあちゃんやおじいちゃんが大変な戦争でも乗り越えてきて、頑張ったなぁと思いました」と感想を話しました。

子どもたちは戦争を体験したお年寄りたちから話を聞く学習会を通して、戦争の悲惨さや平和の尊さについて学んでいました。