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京セラの創業者で名誉会長の稲盛和夫さんの講演会が13日に那覇市で開かれ、嘘をつかないという哲学を持って経営に臨むことが大切だと訴えました。

この講演会は沖縄セルラーが6月1日に創立20周年を迎えたことを記念して、セルラー取締役相談役の稲盛和夫さんを講師に、県内企業を対象に開かれました。

稲盛和夫さんは日本を代表する財界人のひとりです。講演ではこれまでの経験と実績から、企業として世界に通用するには経営能力だけではなく、根本的にいかに熱い想いがあるか、哲学をもって経営に取り組むかどうかが鍵であると話しました。また、人を騙してはいけない嘘をついてはいけないという基本的な哲学が経営の成功につながると訴えていました。

会場には銀行やマスコミなど、県内企業から370人あまりが出席し、稲盛さんの経営哲学に耳を傾けていました。