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航空会社のスカイマークが宮古便の就航を延期するとした問題で、10日に那覇空港のビル管理会社が会見を開き、スカイマーク側に譲歩して計画を進めるよう求めました。

この問題は2011年1月、スカイマークが那覇-宮古便の就航に伴うチェックインカウンターの増設をめぐって、工期直前に計画の変更を迫られたとして、就航延期を発表したものです。

10日の会見で、那覇空港のビルを管理している那覇空港ビルディングは、スカイマーク側が宮古便就航を決定する前に、設備面に関して調整をしなかったことや既存の航空会社が施設の安全性の面で了解しなかったことを挙げて、スカイマーク側の譲歩を呼びかけました。

那覇空港ビルディング島田常務は「JALやANAに協力をお願いして、新しい施設が完成するまでの間、2年ほど暫定的に使わせてもらうよう調整しているところ」と話していました。

那覇空港ビルディングはスカイマーク側に対して、新しい施設ができるまでの間、1階北側の会議室などでの運営などを提案しています。