※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

アメリカ軍の普天間へのオスプレイ配備問題で、宜野湾市の安里市長が9日、県に対して反対するよう要請しました。

安里市長は又吉知事公室長に対し「オスプレイの配備は普天間基地の機能強化につながる。日本政府から正式に説明があったときは、県としても反対してほしい」と訴えました。

又吉知事公室長は、配備計画をファクス1枚で伝えてきた沖縄防衛局に不快感を示した上で、訪米中の仲井真知事が帰国する6月10日に北沢防衛大臣と会い、反対を伝える方向で調整していることを明かしました。

要請した安里宜野湾市長は「アメリカでは機種変換の時は、環境アセスをやり直し、コンター(騒音範囲を示す境界)を引きなおし、地域住民の理解を得ながら進めている。しかし沖縄では、そういった手続きもせずに、いとも簡単に押し付けられて良いものなのか、大きな疑問」と日米両政府を批判しました。

宜野湾市は6月13日、オスプレイ配備に抗議し、座り込みを行うことにしています。