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津波や台風時の船舶の避難対策について協議する対策委員会が、6月7日、第十一管区海上保安本部で開かれました。

対策委員会には第十一管区海上保安本部や沖縄気象台、船舶会社などの担当者が出席しました。この中で、2010年一年間の台風で乗り上げや転覆など海難が7件あったことが報告されました。

また台風避難停泊地の羽地内海が、これまでの台風時ではそれぞれが独自に避難停泊していましたが、2011年からは船舶自動識別装置で、船の位置や進路、運行状況を把握できるようになり、災害時にはスムーズに停泊できるようになったことが報告されました。

第十一管区海上保安本部では、今後も定期的に委員会を開き、台風や津波の際の海難防止に取り組むとしています。