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沖縄の美しい海を守ろうと、県内の家電メーカーが、読谷村などでサンゴの移植を手がける会社に5月18日、サンゴの苗を贈りました。

サンゴの苗を贈呈したのは沖縄シャープです。沖縄シャープは、2010年5月から6月の間、太陽光発電を設置した人の数だけ、サンゴの苗を贈呈するキャンペーンを展開しました。

贈呈式で沖縄シャープの大久保謙三社長は、「いろいろな機会を通じて協力していきたい」と述べ、キャンペーンで集まったサンゴの苗140本を、サンゴの移植を手がける金城浩二さんに届けました。

金城さんは、「サンゴ礁の大切さと価値を、沖縄に根差した企業が伝えてくれるのはうれしい」と話しました。届けられたサンゴの苗は2011年の夏ごろまでに読谷村の海底に、金城さんたちのチームによって移植され、2年後には卵を産む大きさに成長するということです。