※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

週末のセミファイナル、bjリーグ琉球キングスがいよいよ東京有明でのファイナル4進出を決めました。ホーム最終戦となった西地区セミファイナル、滋賀レイクスターズとの一戦をたっぷりどうぞ。

News Photo

セミファイナル第1戦、激震が会場を包みました。大黒柱のジェフ・ニュートンが前日の練習中に左足首を負傷、第1戦を欠場することになったのです。しかしそのことがチームの結束をさらに高めます。

与那嶺選手「みんながジェフのために。あいつに助けられた分、今度はあいつを有明につれていくんだという気持ちで入りました」

News Photo

その気持ちがすぐにプレーで表現されます。高い攻撃力を誇る滋賀レイクスターズに対し、インサイドディフェンスを固め、ニュートン不在で手薄になるリバウンドも全員でカバー。ディフェンスからの攻撃で前半だけで3ポイントシュートは7本成功。滋賀を引き離します。

News Photo

最終第4クオーター、一時5点差までつめられますが、パルマーの3ポイントシュートをきっかけに再びリードを広げ、マクヘンリーはこのブロックショット。

第1戦を勝利したキングス、ファイナルへいよいよ王手をかけます。

News Photo

今シーズン最後のホーム戦ファイナル進出を決定し、有終の美を飾ろうと選手たちが躍動します。

News Photo

内外から攻撃で第1クオーター30得点を奪うと、第2クオーターはディクソンのアリウープでスタート。ディクソンはディフェンスでも見せると与那嶺が速攻。この日、与那嶺は5つのアシストと16得点の活躍でチームを引っ張ります。

後半に入っても攻撃の手を緩めないキングス。しかし最終第4クオーター沖縄まで駆けつけた滋賀ブースターの思いに滋賀、最後の意地を見せます。

キングス山城のミドルシュートで引き離しにかかりますが、岡田が攻撃の起点となり、リバウンド王のハミルトンが決めます。そしてこのフリースローでついに1ゴール差まで追いつかれたキングス。

会場には、これまで選手たちを支えたキングスコールが鳴り響きます。キングス息を吹き返します。

パルマーのミドルシュート。岡田についた小菅はスチールファールを誘うとフリースロー1本を成功、そして・・・

News Photo

流れを完全に引き戻しました。

パルマーのフリースローでホーム最終戦を100点ゲームで締めたキングス。東京有明のファイナルもブースターの思いととも王座奪還まで、残すはあと2戦です。

与那嶺選手「去年忘れ物をしているのでそれをとりに行きます。応援よろしくおねがいします」

3シーズン連続のファイナル4進出、そして2シーズンぶりに王者奪還をめざすキングス。ファイナル4の対戦カードはごらんのようになりました。来週土曜日21日の西地区決勝は3シーズン連続同一カード、ライバル:大阪エヴェッサとの対戦。

そしてこの大阪をやぶるとリーグ史上最高勝率40勝6敗で東地区のレギュラーシーズン首位にたった浜松・東三河か元キングス沢岻直人選手が所属する新潟と対戦することになります。王者奪還までいよいよあと2勝です。

News Photo