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憲法記念日の5月3日、那覇市内で憲法講演会が開かれました。46回目を迎えた憲法講演会。会場には1000人以上の市民が集まり、音楽で幕を開けました。

講師として招かれたのは、在日韓国人として京都に生まれ、韓国留学中に政治犯として19年間投獄された経験を持つ、立命館大学特任教授の徐勝さんです。

徐勝さんは講演で「憲法というのは国民に義務を課しているんじゃない。政府の側を向いている。国家の強大な暴力に手かせ足かせをはめている。国家に向かって,してはなりませんと言っているわけですね」と話しました。

国際人権問題を専門とするソスンさんは、「沖縄と朝鮮半島、台湾海峡を結ぶ平和のトライアングルを作ろう」というテーマで講演し、自らの数奇な人生を紹介しながら、民主的な憲法の重要性を訴えました。