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沖縄戦を知らない世代が戦跡を歩いて戦争について考えようというピースウォーキングが1日、南風原町で行われています。

これは「沖縄戦を知るピースウォーキング実行委員会」が主催したもので、66年前の5月1日、当時の沖縄陸軍病院から糸数アブチラガマまでひめゆり学徒が辿った道を追体験し、戦争の悲惨さを継承していこうというものです。

ピースウォーキングには、あいにくの天気にも関わらず70人以上が参加。ひめゆり学徒が、毎日艦砲射撃をくぐり抜けて、食料を運んだという飯上げの道や、負傷兵の看護にあたった沖縄陸軍病院20号壕など、戦争の生々しい傷跡を辿りました。

参加者たちは、当時のひめゆり学徒の置かれた状況に思いを巡らせ、改めて、平和の大切さをかみしめているようでした。