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読谷村のアメリカ軍トリイステーションの海岸で、堤防のような工作物が造られていた問題で、県は4月27日、外務省沖縄事務所に対し、工作物の撤去を含めた対応をアメリカ軍に働きかけるよう要請しました。

4月27日午前、外務省沖縄事務所を訪れた県農林水産部の比嘉俊昭部長は、対応した伊従誠副所長に工作物の撤去を求める要請文を手渡しました。

比嘉農水部長は、「事前連絡がなかったことは遺憾」だと指摘し、地域住民の生活に影響を及ぼすおそれのある工事を行う際は、事前に情報提供を行い漁業活動に影響がないよう、アメリカ軍に強く働きかけることを求めました。

要請に対し、伊従副所長は、「防衛省と連絡を密にして、適切に対応したい」と述べました。県は4月26日にもアメリカ軍と沖縄防衛局にも同様の要請を行っています。