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県は4月18日、知事の諮問機関である県振興審議会を開き、今年度で期限切れとなる沖縄振興計画にかわるあらたな指針「沖縄21世紀ビジョン」の基本的考えについて審議しました。

2011年度初となる審議会には経済や文化、教育などさまざまな方面の識者が顔を揃え、各委員に委嘱状が手渡されました。

仲井真知事は「各界の皆さんから多くの意見を頂き、計画の総点検をして沖縄の未来を作る指針にしたい」と挨拶しました。

このあと行われた審議では「離島地域の特色を生かすための項目を作るべき」との意見や「東日本大震災を教訓に災害対策などもさらに強化し盛り込む必要がある」との意見。また「沖縄の伝統芸能や地域の芸能など独特の文化を、世界に発信したい」などといった多くの意見が出されました。

審議会は2011年7月までに21世紀ビジョンの「基本的考え方」を審議し答申、その後、具体的な内容について2112年4月まで審議を続けます。