※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

各市町村を通して県民から送られた支援物資はいま、東日本大震災の被災地へと届けられる前に那覇市内の倉庫に保管されています。3月から無償で提供されている支援物資の保管倉庫を4日に仲井真知事が訪ねました。

那覇市安謝にあるこの倉庫の一角200坪は、3月22日から沖縄県倉庫協会が無償で県に貸していて、県内企業や市町村から集まった被災地への支援物資が保管されています。

保管状況の視察に訪れた仲井真知事は、県トラック協会や倉庫協会の協力に感謝を述べるとともに、その間もトラックで運び込まれる飲料水や毛布、おむつなど、多くの支援物資を確認していました。

仲井真知事は「これはもう少し時間がかかると思います。きちっと整理整頓をし、搬入搬出をきちっとやって頂いてるのを見て大変安心しました」と視察の感想を述べました。

一方、支援物資は現在被災地での保管や流通システムが復旧していないため、搬送の要請を待って保管されている状態ですが、トラック協会や倉庫協会では今後も協力を続けると話しています。

倉庫協会の大嶺秀宣会長は「皆さんの気持ちを考えて、今後ともできるだけそういうことはみんなで協力してやっていこうと思います」と話していました。