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淡い色合いで春の息吹を感じさせるようなウージ染めの作品展が、3月30日から那覇市で開かれています。

サトウキビの葉や穂を丹念に煮出した染料で染め上げる、豊見城市特産のウージ染め。会場には、協同組合の23人が手掛けた作品およそ2000点が展示されています。

それぞれの作品は大型のタペストリーをはじめ、バッグやストール、ウェアといった使い勝手の良い物ばかり。

若葉色や黄金色といったウージ染め独特の風合いに加え冬の穂花で染めるというやわらかなピンク色も目を引きます。

毎年この時期に組合が発表する新作のかりゆしウェアも展示されるなど会場は暖かな季節の空気に包まれています。作品展は4月4日まで開かれています。