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被災者の県内受け入れを推進するため、県は被災者受け入れの対策チームを設置し、宿泊先の確保などに乗り出しました。

県の被災者受け入れ対策チームは、東日本大震災で特に大きな被害を受けた岩手・福島・宮城県で、沖縄への避難を検討している被災者に対し、県営住宅や被災者への特別割引を行っているホテルや旅館などへ紹介します。

24日から作業を開始した対策室では、県外からの相談の電話が次々と入り、職員らが対応に追われていました。対策室の照屋綾香さんは「大変困っているということが声からも伝わってきます」と話し、宮城雄一さんは「これから(支援の)詳細詰めていきたいと思いますので、どんな内容でもいいので相談窓口に電話いただけたらと思います」と述べました。

県内で滞在型宿泊施設を運営する企業も被災者を受け入れたいとの申し出がありました。サニーズプロジェクト旅行事業部の下地健弘部長は「ちょうど地震の時には、沖縄の海岸にも警報が出ましたので、他人事とは思えない。少しでも(被災者が)癒されて、沖縄として協力できたらいいなと感じています」と被災者への思いを話しました。

県の被災者受け入れ対策室は県庁内郵便局の向かいに設置されています。