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那覇市内の病院で、有効期限の過ぎたワクチンを児童に接種したことが22日、明らかになりました。人体への影響はありませんでした。有効期限切れのワクチンを接種したのは沖縄協同病院です。

那覇市などによりますと、2月26日から3月5日までの間、小児科を受診した児童5人に対し、ジフテリアと破傷風の二種混合ワクチンを接種しましたが、予診票チェックで有効期限が過ぎていたことが判明しました。

病院側は「2010年8月に薬局に発注していたワクチンが通常の5倍あり、有効期限切れに気づかず使用してしまった」話し、児童と家族に謝罪したということです。病院ではこの接種で人体への悪影響はないとしています。

病院は今後、薬の管理体制とチェック機能の徹底を図りたいとしています。