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根強く残るハンセン病やエイズなどの差別や偏見について考えようと、早稲田大学の学生と八重山高校の生徒が4日に交流会を開きました。

「マナビバ」と題されたこの交流会は、沖縄をフィールドに社会問題を考えている早稲田大学の学生らが企画したものです。八重山高校からはボランティア部とピアエデュケーション部の生徒達が参加。ハンセン病回復者やHIV感染者、エイズ患者への差別や偏見問題について意見が交わされました。

高校生は「こうやって過去に流行った病気を知ることで自分達の生活、未来につなげていけると思いました」「今回の事を通し、病気についての知識を深めていく事で差別も無くなっていくと思いました」と話していました。

この他、参加者からはハンセン病の回復者が高齢化しているため、今のうちに直接話を聞いておきたいと思った、外見で判断していた自分に気がついたなどの意見が出ていました。早稲田大学の学生らはこの夏にも、高校生との意見交換会を開きたいと話しています。