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アメリカ国務省のケビン・メア日本部長が大学生に対する講義の中で、「沖縄の人は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人だ」と述べ、波紋を広げています。

これは2010年末、ワシントンにあるアメリカン大学の学生14人に対する講義の中で、メア日本部長が述べたものです。この中で、メア日本部長は、「日本人は合意を追い求めるふりをし、できるだけ多くの金を得ようとする。沖縄の人は日本政府に対するごまかしとゆすりの名人」などと話したということです。

これに対して県の又吉知事公室長は3月7日、「報道が事実とすれば、外交官にあるまじき発言であるし、沖縄県民の心を大変傷つけている。まったく理解が出来ない」と強い不信感を示しています。

メア日本部長は前の沖縄総領事で、普天間基地の移設問題にも深く関わってきた人物。今回の発言は波紋を広げそうです。