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同級生全員が入学から卒業までずっと持ち続けていました。物を大切にする心を育んでもらおうと、ランドセルを大事に使った子どもたちへの表彰式が4日に沖縄市の小学校で行われました。

沖縄市の美東小学校では毎年、ランドセルを6年大切に使った6年生にランドセル賞を授与していて、2011年は141人全員に賞が贈られました。

又吉健校長は「中学校でも物を大切にする心を持ち続けてください」と挨拶、生徒代表らにランドセル賞を贈りました。

児童は「遊びに行った時に、間違えてガムがついてしまって、今もまだ残っています」「(持てなくなるので)ちょっと寂しい」「お下がり。もらったのを6年生最後まで使えたので嬉しかったです」「いっぱい思い出あります。次の人に回したいから、次の人も大切にしてもらいたいです」とそれぞれランドセルへの思いを話していました。

思い出の詰まったランドセルを背負う6年生を見て、下級生らも物を大切に使うことの大事さを学んでいる様子でした。