※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

アメリカでの心臓移植が必要な要美優さんへの支援金が、3日に目標額のおよそ1億5000万円を達成しました。

美優さんは、早急に心臓移植が必要な拘束型心筋症と診断されていました。しかし、日本で移植を受けるチャンスはほとんどなく、両親などがアメリカへの渡航や手術に必要なおよそ1億5200万円への支援を呼びかけていました。

浦添市の「美優ちゃんを救う会」事務所には3日も朝から募金を届ける人がひっきりなしに訪れていました。募金を届けた女性は「私たちも中学1年生の孫がいるので(美優ちゃんに)元気になって帰ってきてほしいということで、みんなで募金箱を持ってきました」と話してました。

また、県内の大手スーパー2社も売り上げの一部や社内での募金などからそれぞれ100万円と1000万円を寄付していて、支援が呼びかけられてから、わずか40日あまりでの目標達成を後押ししていました。

父親の要俊明さんは「アメリカで手術を受けるチャンスを皆さんにいただいたので、本当にありがたいです。頑張ります」と声を詰まらせていました。

美優さんは、早ければ3月上旬にも渡米できる見込みです。