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3年間の学習の成果を披露です。首里高校染織デザイン科の生徒の染物・織物の作品の展示が25日から那覇市で開かれています。「そめおり展」は、首里高校染織デザイン科3年生33人が卒業を前にこれまでの学習の成果を披露しようと開いたものです。

オープニングセレモニーでは3年生代表の松本双葉さんが「1人の作品なのに周りにはたくさんの人が関わっていた」と周囲の支えに感謝の気持ちを伝えていました。

会場には、色鮮やかな紅型の反物や着物などの他、紅型のデザインをあしらったウエディングドレスなど、生徒が一つ一つ手作業で作り上げた力作が並んでいます。

生徒は「自分は結婚式に着たいと思ってるので、華やかなデザインにしようと思ってデザインしました」と話し、記者の「お父さんにそれは言った?」という質問に「言ってないですー(お父さんに)頑張ったねって言ってほしい」と話していました。

また他の生徒は「自分が想像していたよりもいい作品ができたと思いますし、周りの人からもよかったと言われるのがうれしかった」と話していました。

3年間の集大成、もうひとつの卒業式とも言える展示会の開催に、生徒たちは晴れやかな表情を見せていました。展示会は30日までです。