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おととし、西原町の沖縄戦当時の壕から見つかった5体の遺骨の身元を、DNA鑑定で特定しようと関係者への説明会が開かれました。

西原町役場での説明会には見つかった遺骨が自分の身内ではないかと集まった関係者が出席しました。始めに遺骨を発見したボランティア団体の具志堅隆松代表から、今後のDNA鑑定へ向けた説明があり「発見された遺骨が皆さんの身近な人であってくれると良い」と話していました。

その後、参加者らは、遺骨が残された壕に向かいました。旧日本軍の部隊にいた県出身の本部照珍さんの妹、千代さん(82)は遺骨を前に涙を流しながら、手を合わせていました。

遺骨収集のボランティア団体では、遺骨に心当たりのある人は問い合わせて欲しいと呼びかけています。問い合わせ先は090-3796-3132です。